2008年08月27日

Like a コイコイ 週に2回

 仕事についてから早3週間がたった。早いものだ。
僕の仕事は高齢者デイサービスの生活相談員。と言っても事業所自体の日課に慣れていないから、しばらく先輩方に教えてもらいながら、日々の介護の手伝いをしている。
 様々なタイプのお年寄りの皆様が毎回お見えになる。利用者人数は両手で数えるほどなので、良い意味で皆様に目が届き、交流がしやすく、僕は快適に仕事をしている。
 先日、あるおばあちゃんが花札をしたがっている事をスタッフから聞いた。今のスタッフの中では花札のルールを知っている方はいなかったのでお断りをしていたそうだ。僕はそのおばあちゃんの傍らに座り、所内にあった花札を見せて、どうやって遊んだらいいのか聞いてみた。おばあちゃんはいろいろ説明してはくれるが、僕にはなにやら暗号を聞かされているようでよく理解できなかった(けっしておばあちゃんの説明が悪かったわけではない)。そこで僕は上司のセンター長にお願いし、ネット上から花札のルールを調べてもらうことにした。すぐに調べが付いたようで印刷されたルール表を持ってきてくれた。
 僕は花札を今までやったことがないのでルール表を見ても今ひとつ理解ができなかった。ただ、各札ごとに点数があることはおおよそ理解できた。そこでこのルール表の点数を見ながらたどたどしくおばあちゃんと花札をやってみることにした。今回のゲームはコイコイというものらしい。互いに8枚ずつ札を配り、二人に間にさらに8枚、札を表を向けて置く。そこからスタートするのだが僕はどの札を出していいのかもらって良いのか判らず、あたふたしている。おばあちゃんは僕に、コレを出せ、それは点数が高い、お前はアホか、とぼやきながら教えてくれる。それを3セットくらい行った。そうしているうちにやり方がわかり始め適切な札を出し、程よい点数の札をゲットできるように僕はなっていた。もちろん勝負は僕の負け。でもおばあちゃんはそれなりに嬉しそうに見えた。
 このような些細なお付き合いがお年寄りには嬉しく感じるようです。僕も少し交流の糸口が見えるようでその後の会話もしやすくなり良かった。
 そんな余韻に浸りながら仕事をしていたが、このおばあちゃん、次回から来たとき、僕の顔を見るなり、「おいおい、花札やろ!」と言われるようになり毎回付き合うことになってしまった。嬉しいような、早く名前覚えてほしいような。それも良しとしておこう。


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